皆さん、こんにちは。
埼玉県を拠点に原状回復工事を手掛けているはなまる建設です。
店舗解体をしたいと考えた時に、費用ってどのくらいかかるのだろう、と悩んでいるのではないでしょうか。
店舗解体は必要でも、費用がかかりすぎると難しい場合もありますよね。
そこで、今回は店舗解体のスケルトン費用の相場を解説します。
費用を把握しておくことで、これから店舗を借りたいと悩んでいる場合でも、条件にスケルトン工事での原状回復が盛り込まれたときに可能かどうかを検討することができますよね。
これからスケルトン工事をしなくてはならない人も、これから店舗を借りたいと悩んでいる人もぜひ、参考にしてみてください。
■一般的にどのくらい??フルスケルトンでの原状回復工事、その相場とは
店舗として使っている物件を退去する場合の原状回復に、スケルトン工事を条件にされている場合費用相場は坪単価で3~5万円前後と考えられます。
とはいえ、店舗の状況によっても費用は大きく異なります。
例えば、店舗が1階だけでなく2階・3階とあった場合や個室を作るのに壁が多くある場合、撤去しなければならない設備が多い場合などは、坪単価が5~7万円程度上がるケースもあります。
なぜなら、スケルトン工事では入居時に設置した設備や内装などの撤去だけでなく、間仕切りや後付けの壁なども取り払い、天井や床のコンクリートが見えるほどにすべて失くしておかなければならないからです。
もちろん、電気工事や空調設備などを取り付けているなら、それらの撤去も必要になります。
ただし、初めからあったものまでは工事の対象外となるため、工事の見積もりを依頼する前に、賃貸借契約書や入居前後の図面を確認しておき、どこまでの工事が必要かをチェックしておくことが大切です。
また、物件の管理会社やオーナーの意向によって夜間に原状回復工事を行わなくてはならないケースも少なくありません。
もし工事が22時以降になる場合には人件費が割増になってしまうため、見積もりを作成してもらったときに業者にきちんと確認しておくことが大切です。
その他、飲食店などの廃棄する設備が多く残っている場合には、廃棄費用や分別にかかる時間も考慮しなくてはならないでしょう。
テナント撤去に伴う、原状回復工事の相場について
より深く知りたい方はこちらの記事もご参照ください。
「テナント退去時の費用相場、どのくらい??」飲食店のテナント契約更新に悩むオーナー様へ」
「オフィスや事務所の原状回復工事の費用相場とは? コスト削減のポイントも解説します」
■フルスケルトン工事の依頼、事例集
フルスケルトン工事をした事例を確認することで、どのような工事を行うのかがわかります。
フルスケルトンと聞いてもイメージがなかなかできない、という人は、事例を見てイメージを固めると良いでしょう。
ここでは、ラーメン屋や大型スーパー、美容室の事例を紹介します。
・ラーメン屋、開業
フルスケルトンの物件は、内装どころか壁や間仕切りなどもない状態です。
そのため、お客様の回転率・滞在率・リピート率・満足度などといった重要な部分がお店の間取りである程度決まってしまう飲食店などは、何もなく、一からすべてを決めることができるフルスケルトンの物件がおすすめです。
フルスケルトンの物件は内装にこだわることができ、自由に設計ができるため、設計次第ではお客様の回転率やリピート率を理想の数値に近づけることができます。
・大型スーパー、開店
大型スーパーを経営したい場合も、居抜き物件ではなくフルスケルトンの物件がおすすめです。
スーパーでの買い物中、お客様が不快な思いをしたりストレスを感じたりするのを極力減らすためには、お客様が移動するための動線をきちんと計算する必要があります。
もし動線の計算がうまくできなければ、レジがいつも混雑していたり、品物がうまく手に取れなかったりしてしまいます。
スーパーに来て目当ての品物を購入しづらかったり余分な時間がかかったりすれば、次回から来てもらえなくなるかもしれません。
これが一人二人ならともかく、仮に数十人以上の規模となってしまった場合、スーパーの経営に大きな打撃を与えてしまいます。
そのようなことにならないためにも、大型スーパーなどは綿密に間取りやお客様の動線を考えています。
・美容室、開業
美容室は居抜きで物件を借りる方が、美容室独特の高額な設備費を抑えられるケースが比較的多く見られます。
しかし、元が美容室だった物件なら何の問題もありませんが、元が飲食店やスーパーなど美容室とは全く関連がなかった場合は、間取りが大きく異なってしまいます。
美容室は特有の間取りが重要な業種でもあるため、フルスケルトン工事でなければ対応できないケースもあります。
はなまる建設の原状回復工事、過去に施工した事例集はこちらになります。
■【解体コスト、削減】フルスケルトン工事のコストカットに向けたポイント四つ
解体コストを軽減するためには、四つのポイントを抑えておくことが重要です。
不用品の処分や不要な設備の買取依頼を出しておくなど、自分でできることは自分でしましょう。
すべてを業者に依頼してしまうと、手間がかからなくていいかもですが、代わりにコストがかかります。
ここでは、フルスケルトン工事のコストカットに向けたポイントについて詳しく解説します。
・不用品は可能な限り自分たちで処分
コストカットのため、不用品を自分たちで処分するという手段もございます。
燃えるゴミと燃えないゴミの分別をし、自分たちで自治体のごみ収集に出すことで、コストカットにつなげられます。
こうして、業者が設定している不用品の処分費用が浮いてまいります。
不用品にはいろいろとありますが、基本的には自治体が処分してくれる品目で、運ぶことを一人でできる物から処分していきましょう。
無理に重いものを持つ必要はなく、細かいものを捨てておくようにしてください。
・不要な什器や設備の買取で、コストカット
不要な什器や食器、設備などは買取も可能です。
実際に、設備を買い取ってもらったお金でコストを削減している場合もあります。
居抜き物件であれば処分する必要もありませんが、スケルトン工事を行う際にはすべて処分しなければなりません。
そのため、どこで買取をしてもらうのかが、ポイントです。
不要なエアコンや冷蔵庫、冷凍庫などは年式によるものの、下取りに出すことで工事費用が安くなる可能性もあります。
・スケルトン工事の補助金、申請
スケルトン工事に、自治体によっては補助金が出ることもあるため、もし出そうであれば申請も忘れずに出しておきましょう。
補助金に関しては、事前に地域の自治体のホームページなどを確認することで、対象となっている補助金があるかどうかなどがわかります。
ただし、補助金を申請するためには、条件がある場合も考えられるため、注意が必要です。
・できそうなところ、DIY
一から十まで、すべてを業者に任せてしまうと、手間がかからず楽にできます。
しかし、その分費用がかかってしまうため、費用に余裕があるのなら別ですが、そうでなければできるところは自分でDIYをするのもおすすめです。
扉の塗り替えや窓枠などのちょっとした部分を塗り替えてみるなど、色を少し変えるだけでも店舗を華やかに見せることができます。
壁の傷ついている部分の補修などもおすすめです。
ほんのちょっとしたことでも問題ないため、棚を作ったり壁を塗ったりといったできる範囲でDIYをするとコストを抑えることができます。
少しでも自分でしておくと、その分コストが抑えられるのは助かりますよね。
時間のある時に少しでも進めておくことで、工事も早く終わるのもうれしいところです。
■【まとめ】フルスケルトン工事のコスト削減で、希望溢れる店舗開業へ
株式会社はなまる建設は、原状回復工事に特化した会社で、あらゆる工事に対応しています。
電気工事や給湯工事・消防設備工事・内装工事・傷補修工事・ハウスクリーニングなど、全て自社でワンストップの施工を実施しているため、スピーディな対応が可能!
お客様のご希望をダイレクトに反映しやすい体制が整っています。
それぞれの資格を持ったスペシャリストによる、細部までこだわった施工が強みです。
また、原状回復工事を通じて資産価値を向上、維持するさせるための提案も可能です。
きめ細かな原状回復工事によって、清潔感のある空間に戻すことができるため、次の入居者が決まりやすく、入居者募集の広告宣伝費や空き物件の維持費などのランニングコストを抑えられるよう、丁寧に施工いたします。
埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県でテナント移転やお引越しをご検討されている借主様、原状回復工事の依頼先を検討されているオーナー様や不動産会社様は、お気軽にはなまる建設までご相談ください。
下記、はなまる建設で請け負った原状回復工事の事例集になります。
よろしければ一度、お目通しいただけますと幸いです。
また、はなまる建設の原状回復工事のメリットについて、時短でわかるページはこちら